無線機はどう処分すればいい?安全に廃棄する方法と注意点を解説

無線機はどう処分すればいい?安全に廃棄する方法と注意点を解説

無線機の廃棄を考えたとき、「どう処分すればよいのか?」と悩んでしまう方も多いのではないで
しょうか。

無線機の廃棄には、バッテリーの廃棄トラブルや、通信データの情報漏洩など様々なリスクが伴います。
そのため、安全に無線機を廃棄するためには、正しい廃棄方法を知ることが重要です。

今回の記事では、無線機ごとの廃棄方法と注意点について詳しく解説します。

※弊社では無線機の廃棄回収・買取りは承っておりません。ご了承ください。

無線機を廃棄するポイントは2つ

無線機を廃棄する際には、適切な方法で処分しないと重大なトラブルやリスクを招く可能性があります。

特に、リチウムバッテリーの扱い記録データの管理の2点は慎重に対応する必要があります。

①無線機本体とバッテリーを分別する

バッテリーは落下などの圧力に弱く、少しの衝撃でも発火する可能性がある部品です。

そのため、リチウムバッテリーが内蔵された無線機の場合、そのまま自治体の不燃ごみとして捨ててしまうと大変危険です。

ごみ回収時に火災事故が起こった事例もあるため、バッテリーは必ず取り外し、家電量販店などに
設置されている回収ボックスや、 自治体のルールに従って廃棄しましょう。

②データ履歴・通信履歴のリセット

会社で使っている業務用無線機などは、通信履歴や登録データが情報漏洩に繋がる可能性があります。

業務用無線機の廃棄時には、 通信履歴や登録データをリセット機能で完全に消すことで、廃棄時に
悪用されるリスクを防ぐことができます。

リセットする手順はメーカーごとに異なるため、取扱説明書などを参考にするか、
自身での消去に不安がある場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。

無線機の廃棄方法(業務用・アマチュア)

無線機は、主に以下の2つに分類されます。

・法人がビジネスで使用する「業務用無線機
・個人が趣味で利用する「アマチュア無線機

それぞれ廃棄方法が異なるため、以下で解説していきます。

業務用無線機の廃棄方法

法人がビジネスで利用する業務用無線機は、事業者が排出するごみとして扱われます。

自治体の不燃ごみとして出すことができないため、注意が必要です。

また、廃棄時に通信履歴や登録情報が流出するリスクもあるため、専門の回収業者に引き取ってもらうことで
安全に廃棄できます。

以下の方法では廃棄できません
自治体のごみ・ 小型家電回収ボックスでリサイクル

おすすめの廃棄方法
産業廃棄物の資格を持った回収業者 ・無線機の買取り業者・リサイクル買取り

アマチュア無線機の廃棄方法

アマチュア無線機は個人利用のため、自治体のごみとして廃棄することができます

小型家電リサイクル法の対象となるため、 小型家電回収ボックスや買取り業者を利用することも可能です。

自治体よっては、サイズや品目によって不燃ごみ・粗大ごみの分類が異なるため、廃棄する前に
自治体のルールを確認しましょう。

携帯型のアマチュア無線機など、リチウムバッテリーが内蔵されている場合は、本体とバッテリーを分別して
廃棄する必要があります。

まとめ

今回は、正しい無線機の廃棄方法について解説しました。

安全に無線機を廃棄するポイントは、以下の3つです。

・業務用無線機とアマチュア無線機は廃棄方法が異なる
・無線機のバッテリーは自治体のごみとして廃棄できない。
・家電量販店などの回収ボックスや、自治体のルールに従って廃棄する必要がある。

この記事が、皆さまのお悩み解決の糸口となれば幸いです!

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