
イベントや店舗、建設現場など、さまざまな場所で活躍している無線機(トランシーバー)。
でも、「どう使えばいいの?」「どんな種類があるの?」といった疑問を持っている方も多いのでは
ないでしょうか。
あまり無線機に馴染みがない人だと、使いはじめは使用方法に戸惑うことがあるかもしれません。
この記事では、無線機の基本的な使い方や通信の仕組み、トラブル時の対処法まで、初心者の方でもすぐに
使いこなせるようにやさしく解説します!
無線機ってどんな機械?
無線機(トランシーバー)は、電波を使って離れた人と音声をやりとりできる通信機器です。
携帯電話と違ってボタン一つで一斉連絡できるため、連絡スピードが求められる様々な業種で利用されて
います。
【主な利用シーン】
・建設・工事現場
・イベント運営
・病院・介護施設
・飲食・ホテルのスタッフ間連絡
・防災・災害時の連絡手段
無線機にはどんな種類がある?
以下は、主な無線機の種類と、免許の有無をまとめた一覧表です。
その中でも、「特定小電力トランシーバー」「IP無線機」は免許不要で使用できるため、人気の機種です。
無線機の種類 | 免許・登録 | 通信距離 | 特長 | おすすめシーン |
---|---|---|---|---|
特定小電力無線 | 不要 | 見通しの良い屋外約100〜200m ※建物内は20〜50m | 小型・簡単操作、安価 | 学校行事、店舗間連絡、工場内通信 |
IP無線(SIM通信) | 不要(SIM契約必要) | 距離制限なし | スマホ回線を使用、広域通信可能 | 離島・複数拠点間の連絡、災害対策など |
デジタル簡易無線(登録局) | 登録が必要※業者が代行可 | 約1〜5km | 出力が高く、屋外や広範囲に強い | 工事現場、イベント運営、警備など |
一般業務用無線 | 免許必須 | 数十km〜 | 国家資格が必要、高性能・業務専用 | タクシー会社、消防、公共交通機関など |
免許不要で利用できる無線機は、こちらのブログで詳しく解説しています。
通信方式の種類を知ろう
無線機の通信方式には、主に以下の2種類があります。
交互通話(単信方式)
交互通話は、 一度に送信か受信のどちらか一方しかできない通信方式です。
トランシーバーや特定小電力無線で一般的に使われる方式で、「PTTボタン」を押している間だけ話せて、
話し終わったらボタンを離して相手の声を聞きます。
通話の順番を守る必要があるため、グループで使う際は、話終わりに「どうぞ」「以上」などの合図が重要です。
複数人での情報共有やイベント現場など、簡易連絡に最適です。
同時通話(複信方式)
同時通話は、送信と受信を同時に行える通信方式で、電話のように会話が被っても通話できます。
業務用簡易無線機や、IP無線機など、高性能な無線機で採用されていることの多い方式です。
ボタンを押したり離したりして通信を切り替える必要がないため、リアルタイム性が求められる現場で活躍
します。
通話の自然さやスムーズなやりとりを重視したい場合におすすめです。
一斉同時通話
一斉同時通話とは、グループの全員が同じチャンネルで、同時に話したり聞いたりできる通信方式です。
通常の無線機(単信方式)では「1人が話して、他の人は聞くだけ」でしたが、この方式では複数人で
リアルタイムに話し合うことができます。
チーム全体の連携がしやすくなるため、イベントの運営や災害現場、警備などに便利です。
3. 無線機の使い方【ステップ式】
【STEP1】電源を入れて、音量を設定する
本体の電源スイッチまたは音量ダイヤルをONにします。
会話が聞こえるように音量ボリュームを調整します。
【STEP2】チャンネルを合わせる
通信したい相手と同じチャンネル(周波数)を選びます。
【STEP3】通話する
トランシーバーはいくつか通信方式がありますが、交互通話が一般的です。
誰かが話している間は、他の人は話すことができないため、以下のように送信と受信を切り替えて会話します。
①PTTボタンを押しながら話す
②話し終わったらボタンを離して相手の声を聞く
【例文】
ボタンを押す。(送信モード)
「こちら○○です、○○さん移動作業完了していますか?どうぞ」
ボタンを離す。(受信モード)
「こちら○○です。作業完了しています。どうぞ」
【STEP4】終了後は電源OFFに
バッテリーの消耗を防ぐため、使用後は電源を切るのが基本です。
4. よくあるトラブルと対処法
トラブル内容 | 原因と対処法 |
---|---|
声が聞こえない/届かない | 距離が離れすぎている/建物に遮られている → 近づく or 中継機使用 |
雑音・ノイズが入る | 他のチャンネルと干渉 → 別のチャンネルに変更 |
電源が入らない | バッテリー切れ or 電池の向きが逆 → 充電 or 入れ替え |
通話が途切れる | PTTボタンを長押ししすぎ/話すタイミングが早すぎる → 1秒待って話し始める |
6. よくある質問(FAQ)
Q. 誰でも無線機を使えるの?
→無線機には、免許や資格が必要なもの・不要なものがあります。
免許不要ですぐ利用できる無線機は、こちらのブログで詳しく解説しています。
Q. 通信距離はどのくらい?
→利用する場所の障害物の多さや、壁の厚さなどによって変化します。
免許不要で使える特定小電力トランシーバーの場合
屋外の見通しの良い場所で約100〜500m程度、建物内は20〜50mが目安です。
「使いたい場所で繋がるかわからない…」と迷った時は、無線機を販売している専門業者に相談してみるのがオススメです。
沖縄で無線機選ぶなら沖縄電子へ!
沖縄電子は、無線機を販売して創業50年以上の会社です。
長年のノウハウを生かして、「こんな場所で利用したい」「購入したいけど繋がるか心配…」といったお悩みに
寄り添った提案をいたします。
無線機レンタル・購入どちらもOK
短期イベントや一時的な現場にはレンタル、長期利用なら購入など、用途に応じた柔軟な提案が可能です。
デジタル簡易無線(登録局)の申請も、弊社にて代行いたします。
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無線機は使用環境によって通信距離が大きく変わるため、購入前に不安になる方も多いはず。
そんなときは、実際の現場に合わせた試用提案や機種選定など、プロが最適なサポートを行います。
学校・企業・施設など、法人様の実績も豊富ですので、お気軽にご相談ください。
まとめ
無線機は、正しい使い方を知っていればとても便利で即戦力になる通信ツールです。特に業務や防災用途では、スマホよりも安定した通信ができることもあります。
初心者の方でも、使い方のポイントさえ押さえればすぐに活用できます。
まずは「特定小電力トランシーバー」から試してみるのもおすすめです。
無線機を導入して、快適な連絡を実現させましょう!