IP無線機とは?他の無線機との違い・料金までわかりやすく解説

IP無線機とは?他の無線機との違い・料金までわかりやすく解説

IP無線機は、スマホと同じキャリア回線(LTE通信)を利用する新時代の無線機です。

この記事では、IP無線機の基本的な仕組みと、他の無線機(特定小電力・デジタル簡易無線)との違いまで、
わかりやすく解説していきます。

IP無線機とは?

IP無線機は、携帯電話と同じように キャリア回線(LTE通信) を利用して音声をやり取りする無線機です。
LTE通信が可能なエリアなら通信距離の制限がほとんどなく、日本全国どこでも通話が可能なのが特徴です。

ICOM IP510H

他の無線機との違いは?比較表

他の無線機(特定小電力無線・デジタル簡易無線)との違いをまとめると、以下のようになります。

特徴IP無線機特定小電力無線(トランシーバー)デジタル簡易無線(登録局)
通信距離全国
(LTE・4G回線圏内)
屋内:50~100m程度
見通しの良い郊外:~500m程度
1~10km程度
(中距離)
免許・申請不要不要登録申請が必要
音声品質高音質・クリア状況により雑音が入る
(障害物・距離など)
安定している
初期費用機種により高額
(5~6万円程度)
安価
(1万円~3万程度)
機種により高額
(5万円~数万程度)

IP無線機の価格とコスト感

IP無線機は、スマートフォンのような機能性を備えつつ、業務用途に特化した堅牢性もあるため、
本体価格は5~6万円程度が一般的です。

通信にはモバイル回線を利用するため、月額使用料は1,500〜3,000円程度が相場です。

※機種や機能によって金額は異なります。

また、購入する場合はコストが高くなりがちですが、無線機レンタルを利用する選択肢もあります。

レンタルなら必要な期間・台数だけ借りることができるため購入を検討している場合は、
デモ機として一度利用してみるのもオススメです。

IP無線機の特徴・3つの強み

1. 免許・申請が不要ですぐ使える

IP無線機は、電波ではなくLTE通信を利用しているため、総務省への免許申請などの手続きは不要です。
広範囲の通信ができるだけでなく、導入後すぐに使えるのが人気の理由の1つです。

2. スマホよりも頑丈・操作がシンプル

業務用に設計されているため、スマホよりも高い防塵・防水機能を持っています。
手袋をしたままでも押せる大型ボタンを採用していたり、操作メニューがシンプルだったりと、
現場での使いやすさを追求しています。

3. GPS搭載機種もあり位置情報の共有が可能

IP無線機の中には、リアルタイムで位置を共有できるものもあります。
例えば、離れた場所での作業指示や、移動中のスタッフを確認したい時などに、非常に便利な機能です。

こんな業種におすすめ!IP無線機の活用シーン

IP無線機は、以下のような「広範囲かつ、安定した通信が必要」な業種で多く利用されています。

建設業・警備業:広い範囲での連携が必要。作業中の手袋操作も可能。
運送業・配送業:運転中の通話・位置共有で運行管理がスムーズに。
イベント運営:大規模イベント会場でも、通信エリアを気にせずスタッフ連携。

沖縄で無線機選ぶなら、沖縄電子へ!

沖縄電子は、創業50年以上、沖縄で無線機販売を行っております。
ご要望に応じて、IP無線機の販売・レンタルも可能です。


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ご相談・お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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