【初心者でもわかりやすい】トランシーバーとは?使い方や基礎知識について解説!

【初心者でもわかりやすい】トランシーバーとは?使い方や基礎知識について解説!

トランシーバーは、主に業務で連絡を取るためのツールとして使われています。

しかし、「連絡を取るためのツールなら、携帯電話と何が違うの?」と思う方もいるのではないでしょうか。

トランシーバーには、業務用として選ばれるメリットが多くあります。

そこで今回は、トランシーバーと携帯電話の違い、よく利用されている種類やメーカーなど、基礎知識を解説していきます!

トランシーバーの特徴とは?携帯電話との違いを解説!

トランシーバーは、基本的に業務で使うことが想定されているため、

機能や操作性がシンプルで、業務を妨げにくい作りになっています。

携帯電話との大きな違いは、以下の2つです。

①使い方はシンプル!ボタン1つで複数人と通話

トランシーバーは、 ボタンを押している間は発信モードになり、ボタンを離すと自動的に受信モードに切り替わるシンプルな仕組みです。

ボタン1つで全体に連絡できるため、スーパーや飲食店の業務連絡、工事現場など、素早い対応が必要とされる場面で大活躍します。

②屋外の業務に耐えられる耐久性

トランシーバーは、工事現場など屋外で利用されることが多い機器です。

そのため、雨やホコリから機器を守るために防水・防塵機能が付いているものが多く、耐久性も優れています。

トランシーバーの種類

トランシーバーは、電波の出力の強さ、通信方法によって、いくつかの種類があります

その中でも、よく業務用として使われている4種類について紹介していきます。

①ワンフロアなど近距離向き「特定小電力トランシーバー」

IC-4310

ICOM IC-4310

特定小電力トランシーバーは、約200~300mの短距離で使用できる無線機です。

免許不要ですぐに使うことができるため、店舗のスタッフ間の連絡などでよく使われます。

電波の出力が小さいため、壁や障害物には弱いです。

【主な利用シーン】ワンフロアの店舗やレストランなど、見通しの良い場所

②高出力で長距離通信できる「業務用簡易無線機」

IC-DPR7S
ICOM IC-DPR7S

業務用簡易無線機は、特定小電力トランシーバーよりも出力が大きく、
広範囲で通信できる無線機です。

アナログ波は2024年11月30日で終了するため、現在はデジタル方式が主流です。

使用には免許申請が必要ですが、レンタルする場合は申請不要のため、今すぐ使いたい場合にはレンタルを検討しましょう。

【主な利用シーン】商業施設や、イベント会場の業務連絡用

③障害物に影響されにくい「IP無線機」

IP-510H
ICOM IP-510H

「IP無線機」は、携帯のキャリア(au, docomo, softbank)通信を利用した無線機です。

携帯電話の通話エリア内であれば広範囲で安定した通信ができます。

無線の電波ではなくネットワーク通信を利用するため、壁など障害物の影響を受けにくいのもポイントです。

【主な利用シーン】ホテルなど高層階の建物や、イベント会場のスタッフ連絡用

トランシーバーの主なメーカーは?

トランシーバーを購入する際は、信頼できるブランドを選ぶのも重要なポイントです。

今回は、日本でシェアの高い4つのブランドをご紹介します。

①ICOM(アイコム)

アイコム - Wikipedia
引用:アイコム公式HP
(http://www.icom.co.jp/)

ICOMは国内トップシェアを誇る無線機メーカーです。シンプルなデザインで操作性も高く、Bluetooth機能付きのIP無線機や、スマートフォンアプリと連動できる「Withcall Bizz」など多彩な商品を展開しています。

②KENWOOD(ケンウッド)

個人のお客様 | 株式会社JVCケンウッド
引用:KENWOOD公式HP
(http://www.kenwood.com/)

カーオーディオやラジオなど、無線機通信機器で有名なメーカーです。 特定小電力トランシーバーのDEITOSS(デミタス)シリーズが有名で、屋外でも聞き取りやすい高出力スピーカーと、ECOモード搭載でバッテリー持ちの良さが人気です。

③八重洲無線

八重洲無線株式会社 企業イメージ
引用:八重洲無線公式HP
(https://www.yaesu.com/jp/)

古くからアマチュア無線機を手掛けており、長い歴史を誇る無線機メーカーです。リーズナブルな価格ながらも、高品質で多機能な特小トランシーバーが人気です。

④ALINCO(アルインコ)

ALINCO
引用:アルインコ公式HP
(https://www.alinco.co.jp/)

建設現場向けの機能を持った無線機や、ビジネスシーンに特化した小型無線機などを取り扱っているメーカーです。利用者のニーズに寄り添ったユニークな無線機が人気です。

トランシーバーを選ぶポイントは?

トランシーバーには様々な種類がありますが、

利用する場所」と「事前の予算」をあらかじめ決めておくと、スムーズに選定することができます。

例えば、学校やライブ会場のような広い範囲で使用するのであれば、通信距離が長い機種が必要です。

その他にも、屋外で使用する場合には、防水や防塵性能を備えたトランシーバーを選ぶ必要があるでしょう。

予算内で効果的なトランシーバーを選ぶなら、無線機のプロへ相談!

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沖縄電子では、無線機の有資格者がお悩みに合った無線機選びをサポートいたします。

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